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より安全な手術のために
S-wireはケーブル先端部に特殊加工(撚り線加工)を施したガイドワイヤーです。 骨内にて先端がほつれ、海綿骨に絡みつくことにより、必要以上に前方にも後方にも移動しにくいという特徴を有しています。 これにより、特に脊椎手術におけるペディクルスクリュー挿入などの際、椎体前壁貫通による血管・腸管損傷の合併症リスクを低減することが可能です。
基本情報
製品名 | S-ワイヤーBタイプ <φ1.45×9.0㎜> 520㎜ (製品№:F42-45-09B) |
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開発年 | 2011年4月21日(認証取得日) |
承認の有無 | 管理医療機器(クラス2) |
発明者 | 慶應義塾大学医学部整形外科 石井 賢 |
販売業者 | 株式会社 田中医科器械製作所 |
製造業者 | 株式会社 田中医科器械製作所 |
使用用途 | スクリュー刺入用ガイドワイヤー |
注意点など | ・中空材料の為、折れない用に使用してください。 ・単回(ディスポ)使用製品となり、スクリュー1本に付き1本使用となります。 ・先端部(撚り線部)の切断にご注意下さい。 ・取扱説明用DVDあり。視聴後のご使用をお願いします。 |
特徴
サイズ
規格
品番 | サイズ | 価格 |
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F42-45-09B | S-ワイヤーBタイプ < Φ1.45mm× 9.0mm > 520 mm | ¥7,000/1本 |
実験データ
使用上の注意
折り曲げないで下さい。
本品はステンレスパイプを使用しているため無理な力で湾曲させると変形しやすい傾向にあります。
インストゥルメント操作時には本品が歪まないよう特にご注意下さい。
単回使用の製品です。
刺入するスクリュー1本に対して、本品1本をご使用下さい。
本品先端部は1回の使用にのみ効果を発揮します。
先端部の切断に注意して下さい。
ペディクルスクリューの挿入に使用する場合、X線透視側面画像で本品先端部を椎体中央より前方へ進め
て留置し、タッピングとスクリュー留置時には各々の先端部は本品撚り線部に達しないようにご使用下さい。
椎体への刺入が浅い場合、タッピング、スクリュー設置操作の際、本品先端部を切断する恐れがあります。
※ご使用にあたっては添付文書・注意書を必ずお読み下さい。